「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」終了(ネタバレあり注意)
・物語は奉莉と一緒に行った朝岡学園の合格発表で歩夢に出会い、そして帰りに真央、希実花と出会うところから始まる。
父親の再婚で弟(本当は妹)ができる事を知り、引越し先の歩夢が完成するまで歩夢と同じ部屋での生活。
そして、入学準備会にて章介と出会い、学園入学後に同じクラスとなったこの6人を中心に入学後初めてのイベント「桜花祭」で総合優勝にむけて助け合いながら進んでいく学園ストーリーです。
シナリオ自体は共通点も多いですが、歩夢ルートが一番充実している感じです。
他のキャラのルートではシナリオの進行用割愛された部分もしますので、キャラクターの好みで歩夢→真央→奉莉→希実花の順でクリアしましたが、歩夢ルートを最後にクリアするのが良いかと思います。
攻略キャラ
・攻略可能キャラは歩夢、奉莉、真央、希実花の4名メインヒロインのみ。
選択肢も難しくなく、それぞれのキャラクターを重視するような選択をすれば問題なく個別ルートに入ります。
個別ルートは物語の開始から「桜花祭」ファーストステージの球技大会までの選択で決定します。
個別ルートに入るとあとは一直線でエンディングに向かって進んで生きますので物語を楽しんでください。
すべてのキャラクターがハッピーエンディングを迎えてそれぞれが笑って終わるシナリオとなってます。
下記にぼやかして記載しておりますので、詳細は実際にご自身でプレイしてご確認ください
三谷 歩夢 (CV:茅原実里)
母の再婚で陸斗と義理の兄妹になった、朝岡学園の新一年生。
一時的に陸斗と相部屋になり、“妹” ではなく “弟” だと偽って生活することになる。
”お兄ちゃん”という存在にあこがれ、はじめから陸斗に懐いて色々世話を焼いてくる王道の妹キャラでした。
また、このシナリオは特に"家族"と"絆"を中心に描かれており、本作品の根幹を成すシナリオであると思います。
後半の兄妹から恋人になっていく課程も微笑ましいシナリオでありました。
奈々瀬 奉莉(CV:伊藤かな恵)
陸斗とは一番仲のいい異性で中学1年生からずっと同じクラスだっただが、なぜか友人以上の関係に発展する気配はない。
陸斗を盟友としてあくまでも、友人として接してきたが「桜花祭」のセカンドステージ洗場クエストやその後の出来事で陸斗の事を意識しはじめます。
本人は子供嫌いを公言しているが、これは奉莉自身がが抱える問題によるもの、これが原因で陸斗に素直になれず悩んで行きます。
その後、陸斗の気持ちに今までのわだかまりを捨てて恋人になって行きます。
茂森 真央(CV:茅野愛衣)
正真正銘の女の子なのに、男子の制服で男子生徒として堂々と学園に通っている。
剣術 『無限開真流』 の師範である祖父に男の子として育てられ、免許皆伝を得るまでは男として生きようと思っている。
男性として学園に通うが、可愛いものに目が無い女の子です。
自身を可愛いと言われて照れる様はすっごく可愛いです。
過去に唯一女性の身で免許皆伝を受けた"藤乃"という存在が免許皆伝まで男性として生活していたとの記録から自身も男であろうとします。
しかし、「桜花祭」で陸斗とふれあう中で陸斗の存在が大きくなり、ヤキモチを焼いたり次第に気持ちに気づき始めます。
剣の道、女性として陸斗思う心の板ばさみにあい苦悩して行く中で彼女は陸斗の思いを振り払うことなくある結論に達します。
拝田 希実花(CV:日笠陽子)
陸斗たちのクラスの委員長を務めることになる。
引っ込み思案でなかなか自己主張が出来ず、小中学生の頃は陰で “地味花” と呼ばれていた過去がある。
陸斗とは小学生の頃に1年だけ同じクラスだったことがある。
引っ込み思案で常に周りの顔色をうかがう彼女も、「桜花祭」での2度の失敗を経て自身も強くあろうと努力していきます。
その彼女をサポートする陸斗に対して恋心を抱き、過去の"地味花"と呼ばれていた自分から逃げるのではなく、受け入れる事で変わろうとします。
そして、「桜花祭」の最後のステージ パフォーマンスパーティーで事故が起こり、そのなかで希実花は決心をしてこれを乗り越え真の委員長としてクラスの皆から認められるようになります。
グラフィック
前作の恋と選挙とチョコレート(時代背景的にはこちらが先になりますが)から引き続き、春夏冬ゆう先生が
原画です。
各キャラも個性的で可愛くてとてもいい感じです。
キャラクターボイス
本作品はサブキャラも含めて豪華声優陣が担当されています。
もうそれは、アニメ化するしかないぐらいに・・・
恋チョコもアニメ化されましたし、本作品もアニメ化を期待できる作品です。
システム
・おまけはグラフィック、CGモード、BGMモード、エピローグ鑑賞という構成です。
その他システムは一般的なものを搭載しております。
ウィンドウモードは画面アスペクト比 4:3(標準幅)、16:9(ワイド)からそれぞれ3サイズの調整が可能ですが細かい調整はできません。
おまけ
サブキャラでもいいキャラがたくさんいます。
特に、前作で"枝川希美"を演じた儀武ゆう子さんが演じた"森夏奏"や竹達彩奈さんが演じる"神崎未玖"などコンシューマ版が出来たときどちらかがヒロインに昇格しそうです。
また、松岡禎丞さん演じる"横山章介"もいい味だしています。
©fairys
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ご興味のある方は是非サイトをご確認ください。
タイトル | いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい! |
ブランド | fairys(フェアリス) |
ジャンル | アドベンチャー |
原画 | 春夏冬ゆう |
シナリオ | 堅木功 |
発売日 | 2012年12月14日 |