「恋剣乙女」終了(ネタバレあり注意)
・まず始めてて直ぐに、主人公誠一の潜在能力の高さと導力使いのダメさ加減を痛感させられます。
進めていくと誠一だけではなく、茜にも色々と複雑な事情がある事がわかってきます。
そして、物語はこの二人を中心に、透子、柚、市倉兄妹、薫を巻き込みながら進んで行きます
特に学内選抜戦の件では、誠一がものすっごくカッコ良いです。
男を見せてくれます。学内選抜戦の参加申し込みのシーンは前半で一番気に入ってます。
攻略キャラ
・攻略可能キャラは茜、透子、千陽、柚、イヴの4人です。
各キャラHシーンは5つあります。
選択肢はそれほど多くなく、各選択肢でセーブして攻略したいキャラクターを重視するような選択をすれば問題ありません。
対抗戦前の強化合宿までの選択で各キャラのルートが確定します。
安国 茜(CV:あかね恋)
樫ノ森学園一年生で主人公と同じくSクラス所属。 日本に現れた最後のコトナを倒した者の末裔。
コトナを滅した伝説の剣を受け継ぐが、導力が足りずその剣を充分に使いこなせておらず、修行のために学園に入学する。
Sクラスで力のない事で相手にされていなかった彼女も誠一、透子や仲間の助けを経て勝ち進め対抗戦で聖デイビッド学園に勝利することで
クラスメイトも彼女を認めるようになります。
対抗戦後は彼女自身も誠一に対しての気持ちに気付きますが、誠一と触れ合うことで気持ちが高まり導力が暴走してしまいます。
その事で彼女は誠一を避けるようになりますが、仲間の手助けでお互いに気持ちを伝え付き合うことになります。
誠一と共に過ごす中で彼女自身も力を付けて行くなか、彼女はある決断に至ります。
神代 透子(CV:井ノ上花)
樫ノ森学園一年生。 本来は研究職であるCクラスを望んでいたが、学園内でも1、2を争う能力の高さからSクラスに配属させられる。
フェーズSAという自らの導力に対して嫌悪感を抱いており、進んで導力を使用しようとせず全力で力を振るう事はない。
それは幼少時に起きたある事故に由来するものだが・・・
おとなしい性格で、積極的に人と接したりしないが、本来は心優しい性格。
誠一やクラスメイトと触れ合ううちに徐々に本来の自分を友人たちに示すようになります。
不器用な性格の為か誠一の事を好きと認識した際に誠一から離れようとするが
誠一の想いにふれて受け入れるようになる。
染谷 柚(CV:白雪碧)
樫ノ森学園一年生で、導力研究を主にするCクラス所属。
誠一の幼なじみで、導力研究のために学園に入学する。
導力者の傲慢や差別をことのほか嫌い、導力機が進化して普通の人間も導力使いも同じことが出来るようになることを願い、研究を志す。
誠一の導力器-深淵の鏡面器-の改良、そして誠一の力について調べるなかでお互いの思いを強め、
国の機関から誠一の力の研究打診を受けたことで二人の想いがすれ違い等を経て、恋人として付き合うことになります。
そんなある日、柚の母親の死に関わった犯罪者が脱走して、学園の近くに潜伏。
そして、柚が狙われ誘拐されてしまいます。
イヴ・エレイン・オースティン(CV:森谷実園)
樫ノ森学園と敵対する聖デイビッド学園の一年生。
茜の幼なじみでありライバル関係で、共にコトナを倒した家系の末裔として切磋琢磨してきた。
初めは誠一の能力からその血をオースティン家に向かい入れる目的で接触してきた彼女も
誠一の優しさに触れしだいに惹かれていき、自身の恋心に気付き婚約者にすると宣言をする。
周りのドタバタに巻き込まれつつお互いの気持ちを確実なものにしてきた
そんなある日、疎遠になっていたイヴの父親が重い病に掛かっていることを知る。
誠一の力で増幅した治癒の力を持ってしても治せないほど悪化していた。
途方にくれる中、茜の言葉から正統伝承者になることで限界以上の力を
得られる事を思い出す。
グラフィック
立羽先生の描くキャラクターはメインだけでなく、サブキャラも魅力的に描かれています。
市倉 千春、藤島 直がサブキャラでは良い感じでした。
システム
基本フルスクリーンで起動していますが、ウィンドウ表示でもサイズ変更できるのは良いと思います
その他のシステム的には一般的な仕様なので問題ないかと思います。
システムのアイコンが各属性なのは芸が細かいです。
キャラクターボイス
メインだけでなくサブキャラにも実力派の声優さんを起用してます。
全体
対抗戦あたりまでは、「燃え」る展開でしたが、対抗戦後は学園ラブコメの「萌え」のような感じでした。
後半は恋人になった後の展開なので萌えの要素が多くなるのは良いのですが、前半にくらべ燃えの要素が薄く感じたのは
残念でした。
個人的には後半はコトナが復活というシナリオがあっても良かったかなと思いました。
個人の好みとしては茜ルート、透子ルートが良かったです。
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タイトル 恋剣乙女
ブランド eufonie(ユーフォニー)
ジャンル 萌え燃えADV
原画 立羽
シナリオ 長谷川藍
発売日 2012年12月21日